激闘から1週間経ち、興奮もぼちぼち落ち着いてきたかなというところで個人的な振り返り、大会運営の備忘録を残しておこうと思います。
配信画面の構成について
本大会ではスコアボードの更新・各選手の機体スクリーンショットやコメントの表示を「BraceBracket」というスコアボードツールをベースに構成しています。
最新のBraceBracketはWEB版となっていますが本大会ではGitHub版のGoogle Spreadsheetと連携するバージョンを参考に、スプレッドシートから出力したjsonデータを取得してOBSに反映しています。Tonamelからは参加者情報をCSV形式のデータでダウンロードできるのでスプレッドシートへcsvファイルをインポートし、別のシートでOBSで表示するデータを操作し、json形式へと変換します。

jsonデータへのアクセスはローカルのhtmlファイルが行い、OBSのブラウザソースとして取り込むことで画面へと反映されます。この仕組みを使って試合中のスコアボート表示以外に、試合前の各選手の紹介、エンドロールで流れた全選手のリストなどを表示しています。
こうしたスコアボードの表示や選手データの画面を加えるだけでも大会っぽい雰囲気は出ると思うので、大会開催されている方はぜひ挑戦してみてほしいですね。カスタマイズにこだわらなければ先に挙げたBraceBracketのWEB版をはじめ、他にもYSMB・LatteConといったツールが導入しやすくておすすめです。
ゲスト実況がいると大会進行が楽
ゲスト実況にSteam版から遊生黄泉路さんが駆けつけてくれたこと、PS勢にとっていいサプライズとなったのではないでしょうか?実は最初は自分を含めひんこさんとみとさんの三人で進行を予定していたのですが、ひんこさんが誰か一人自分の配信台で手伝ってくれる人が欲しいというところで黄泉路さんに打診したいという話になりました。彼自身はPS版を持っていないのでどのようにゲーム画面を映すかというところの技術解決はDiscordの画面共有の他、vdo.ninjaといった画面共有サービスを今回は用いています。

メイン配信では一部のルーザーズ側の試合をミラーリングしたり、決勝トーナメントではみとさんと黄泉路さんの観ている画面でラグが発生しないような形として利用していました。このWEBサービス、大人数での運用も可能で各個人視点を同期して一画面に映すこともできるのでシングル戦の二画面配信やチーム戦6人での個人視点をスイッチングして映す大会があってもいいかもしれないですね。
技術的な話はここまでとして、去年と違い決勝トーナメントはみとさんと黄泉路さんの二人に実況解説をお任せし配信画面のスイッチング対応に専念することができたのでとてもやりやすかったです。二人のかけ合いも面白かったですね、1試合目の後は「いつまでしゃべるんだこの二人は!???」となってたので流石に割り込みましたけど。その後は映している画面を切り替えることで無言の圧をかけていました。ちゃんと気づいてくれてよかった。でもほんと回し上手のお二人だったのでまたタイミングがあえばまたこの組み合わせで観たいですね。
Steam版での開催を見送った話
Steam版はやらないんですか?という声は少し耳に入ってきてはいたんですけれど、自分自身がSteamプラットフォームでほとんどプレイしなくなりましたし、色々思う所がありコミュニティに対して距離を置くようになりました。もし開催を期待されていた方がいればそれは申し訳ないです。
9月の休養と宣伝
ひとまず9月は休養期間として自大会についてはお休みをいただきつつ、20日に実況でお手伝いする大会があるのでその宣伝を
PS版では珍しい配信者大会でなぜかメイン実況として自分に白羽の矢が立ちました。淑女達に負けぬよう品のある実況を心がけたいと思います。練習の様子は直接観てないもののこの人達はいつ寝てるんだろうってぐらい稼働しているので本番の仕上がりが非常に楽しみ。
10月から自大会再開予定なので水ドロ杯、中級者大会の参加もまたお待ちしています。